「料理マスターズ」を受賞した経歴がある店主が作るそばと蕎麦懐石を目当てに、全国のそば好きが集まるお店です。
おしゃれな古民家でいただく食事に使われている食材は、全てオーガニックです。食材に気を付けている方にも、安心して召し上がっていただけます。
店内は落ち着いた雰囲気なので、食事やおしゃべりに夢中になっているとつい長居してしまうお店です。
職人館 (しょくにんかん)の店主
職人館は、田園が広がるのどかな場所にあります。
大きな古民家をリノベーションして作られたお店は、古くて新しくセンスが光っています。
シェフの北沢正和氏は、元公務員という経歴の持ち主でいわゆる「脱サラ」です。
1992年に職人館を開業し、農林水産省料理人顕彰制度 「料理マスターズ」で表彰された受賞者です。
第1回 (2010年) で ブロンズ賞
第7回 (2018年) では シルバー賞
受賞という輝かしい経歴をお持ちです。
メニューはどれも個性的
職人館の三種類のランチサービスは『そばと何か欲しい膳』『館主の野遊び膳』『山里にきけ膳』とかわったネーミングです。
どれも食べれば納得の、シェフの遊び心がつまった個性的な名前です。
塩でいただく職人館のそば
職人館のそばは、十割蕎麦です。そば粉は村内産のものを使い、石臼挽きにして使用されています。職人館のつけつゆは甘めで出汁がきいていてもちろん美味しいのですが、オリジナルで作られている塩で食べることをおすすめします。
今までもそばを塩で食べたことがあるという方も、そば用に作られた塩とそばの相性の良さに驚ろくこと間違いなしです。塩がそばの甘さと香りを引き立ててくれて、そば好きの方は今まで以上にもっとそばが好きになること間違いありません。
蕎麦懐石
職人館で提供されている蕎麦懐石は、素材とドレッシングやしょう油とのバランスの良さが抜群です。毎日その日の朝に採れた新鮮な野菜が使われていますが、その自然な甘さに合うように作られたソースやドレッシングに感動さえ覚えます。
固めの自家製豆腐+しその実+しょうゆというシンプルな組み合わせで、何が違うのか?ご自分の舌で確かめていただきたいと思います。
無農薬野菜の冷製パスタ風サラダ
彩鮮やかな無農薬のサラダには、そばが入っています。サラダにそばを入れるという斬新な発想にまたまた驚かされます。シャキシャキの野菜に合うように、そばはコシが強い太めのものが使用されています。
酸味の強いドレッシングは、バルサミコ酢が使用されています。食べ進めて行くと時々出会う少し苦みのある野菜や色鮮やかなエディブルフラワーによく合います。
初めて食べる味や触感を楽しんでいただきたいと思います。
そばがきを使った甘味
蕎麦懐石のしめは、そばがきを使った甘味です。そばが好きでもそばがきは苦手という方もいらっしゃるでしょう。しかし、職人館は期待をうらぎりません。
そばがきの独特な食感と上品な甘さの甘味は、しめにぴったりです。
店名 | 職人館 (しょくにんかん)【長野県 北佐久郡 御代田町】 |
---|---|
URL | https://foodies-asia.com/nagano-syokuninkan/ |
住所 | 長野県佐久市春日3250-3 |
電話 | 0267-32-0087 |
営業時間 | 11:30~15:00、17:00~ |
定休日 | 水曜・木曜(祝日・GW・8月は営業,1月2月は不定休) |
Tiny cabin TATEGUから車で | 約40分 |
スタッフコメント | 古民家を再生して作られた店舗で懐かしさを感じます。 オーナーの 北沢 正和 氏は、農林水産省料理人顕彰制度 「料理マスターズ」表彰された受賞者です。 第1回 (2010年) で ブロンズ賞 第7回 (2018年) では シルバー賞を 受賞された方です。 |